製造請負(製造業務委託)事業

製造請負とは?

製造部門のアウトソーシング

製造請負とは、言い換えれば御社の製造部門のアウトソーシング。
貴社の製造業務の一部、または全部を貴社の社員様に代わって、製造技術や運営に長けた、日鐘(にっしょう)の社員が行います。

また、創業以来 株式会社カネカ様の製造請負を続けており、日本最高水準の安全基準ノウハウを学び、実践しております。

法令遵守(コンプライアンス)

企業に求められるものは、ものづくりの「品質」とコンプライアンスという2点に尽きるものだと考えます。
それに加え、コスト削減という大きな目標を達成すべく、貴社との協力体制の中で、法令に準じて適正に業務を遂行できるようにします。
ISO規格や、品質管理基準などに付帯する書類や作業標準書の完備など、指揮命令系統の移行に伴う請負業務開始の手順をしっかり押さえ、法令遵守に努めます。

製造アウトソーシングのメリット

1. 人件費の削減と経営戦略が可能

各企業様にとって、人件費はコスト分類の中でも代表的な固定費。
毎月想定した売上があれば良いですが、売上が伸びない場合もあります。しかし、人件費は売上変動に影響されないためコストに対する割合が多く、経営にデメリットとなるケースがあり、人件費の削減も難しくなっているのが実情です。そのため、人件費に対するコストダウンは経営戦略において重要な課題と言えますが、では、どうすれば良いのでしょうか。

業務委託という選択

貴社で生産していた生産業務を弊社へ業務委託していただく事で、代表的な人件費はもちろんの事、その方々に掛かっていた保険料の削減、要員を確保する募集広告費や労務管理などすべて弊社が請負います。

2. 人材管理が不要

弊社が貴社の生産業務を請負う上で、その業務のボリュームに合わせ、専門性豊かな人材の確保をさせていただきます。
貴社で行っていた人材募集(確保)、安全教育やスキルアップを含めた人材育成・納期遵守・労働災害など、生産業務に関する手間の掛かる手続きは一切なくなります。

3. 労災に対しての責任は請負会社

請負範囲内での労働災害はすべて請負会社の責任です。労働基準監督署への労災保険の手続きなども含めて執り行います。また、弊社は50年以上生産業務を請負ってきた中で、日々行っている作業内容や手順に関してリスク評価を行い、許容できないリスクである場合に限らずリスクレベルを下げる努力をし、労働災害を回避してきました。
モノづくり、生産業務に携わる会社としては、まずは安全最優先。労働災害をなくしていく努力が必要であると考えます。しかし、過去を振り返ると弊社でも労働災害が発生している事実もあり、モノづくりと労働災害は常に隣りあわせであると痛感しております。
その経験から、労働災害を防止するにはまず人材教育だと考えており、決めたこと、決められたことをこだわって守る・守れる人財に育てていく教育を実施しております。

4. 作業中に指揮命令する必要がない

派遣においては、派遣先指揮命令者が派遣社員に直接指揮命令し、業務を遂行いたしますが、請負業においては、派遣と異なり、請負会社の管理監督者、つまり弊社のリーダーや班長が直接指揮をとる形となります。
これまでそうした業務に携わっておられた貴社の優秀なご担当者の方は、新たなプロジェクトへと移行できるようになり、貴社の拡大に専念していただけます。

日鐘50年のノウハウ

はじめに期間を決め、派遣社員として貴社の製造業務習得を目指します。
次に業務習得者からリーダーを選抜し、管理業務の移管から指揮命令の移行を経て、導入教育を行い貴社の技術をそのまま受け継ぎ業務請負に変更いたします。

このプロセスを慎重かつ迅速に行い、貴社のコスト削減に向け貴社と協力体制の中で人材を育成、円滑な業務請負への移行を行います。

製造請負・派遣業を50年間続けてきた弊社のノウハウをぜひ、ご活用ください。

日鐘の人材育成

ものづくりへのこだわり

弊社は創業以来、ものづくりへの請負、派遣を行っております。
製造の現場で培われた人材の品質、技術育成および、安全教育のノウハウをあますことなく現在も取引先企業様にて発揮しております。
お客様へ届くその製品が、自分たちの仕事であることを理解し、こだわりと情熱をもって業務を請負一生懸命自分たちの手で作ったものが製品化されることに喜びを持てる人材ばかりです。

その人材が一人前になるために、企業様との協力体制を構築し、一緒に笑い、一 諸に泣けるそんな人間本来の温かみのある職場環境を目指すことで「ものづくり へのこだわり」を持った人材の育成を志しております。

教育・研修

入社時の会社導入教育として、就業規則・基本動作マニュアル・過去の災害事例・体感訓練(特別な訓練ルームによる粉塵爆発、電気、風圧などの体感)を行い、基本・基礎の徹底、安全に対する意識の高さを身につけます。

さらに、現場ごとの独自ルールを学習し、一ヵ月の作業習得期間に入ります。
※導入教育は、経験者でも現場が変わる度に行い、安全やルールに対する認識を再確認しています。

作業習得期間の間に、習得状況を判断する試験“マスター度チェック”を受け、合格したスタッフのみが正式な定員となります。

フォークリフト免許の必須

フォークリフトで作業される時に必要不可欠なのは、その作業すべてに対しての“安全確認”の意識です。
フォークリフト自体で起きる事故、フォークリフトで運搬する荷物で起きる事故。いくら作業が早くても、一度事故を起こせば取り返しのつかない事につながります。フォークリフトは安全で便利な乗り物にも、危険な鉄の塊にもなる。つまり、そのリフトを操作する“人”で変わるのです。
フォークリフト操作など、技術は経験で身につきますが、“安全”は経験だけでは身につきません。
そこで日鐘では、操作する“人”に常に“安全”を意識して頂く事を目的としたフォークリフト講習の受講を必須とし、“安全と技術”に対する意識の共有をはかっています。